同人サークル:Tri-Nivのブログです。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
前回の続きを書かせてもらいます。
4.気泡の処理 各パーツをよく見てもらうと、パーツの表面に丸い穴が開いている箇所があるかと思います。 コレを処理しないと見栄えが悪いので、直していきます。 写真の前髪パーツをよく見ると、丸いぷつぷつしたモノが見えます。 処理には、小さな丸刀を使用します。 大きな気泡や小さな気泡が密集している所は、丸刀で気泡を周辺からえぐって少し大きめの穴を開けます。 小さな気泡が1つだけある所は、少し穴を広げる程度でいいと思います。 気泡がないか、全パーツ確認し、処理を行ってください。 5.ピンバイスで穴あけ 胴体や顔を接続するための穴をピンバイスで開けます。 やり方は、穴を開ける箇所に、先の尖った物で小さな溝を作ります。 そこに、ピンバイスをあてがって穴を開けます。 穴の径は1.5mmです。 注意点は、胴体の腕の部分の穴を開ける時、少し斜め上方向に向かって穴を開けてください。 また、穴の深さですが、胴体の腕、脚、羽を接続する箇所とリボンの穴の深さは、2~3mm。 胴体の顔を接続する箇所、前髪、後頭部、顔の穴の深さは、5~8mm程度で良いと思います。 6.パテで穴埋め 前に丸刀で開けた気泡の穴をパテで埋めていきます。 使用する道具は、ラッカーパテ、調色皿、調色用ヘラです。 自分、今回初めてラッカーパテを使用します。 今回はラッカーパテを使用していますが、エポキシパテやポリエステルパテを使用しても構わないです。 ただ、今回は塗装をする際、サーフェイサーを使用しない方法を試して見たいと思っているので、パテの色は白を使用しています。 調色皿にパテを出し、ヘラを使って気泡の穴に塗りこんでいきます。 あとで、やすりがけなどを行うので、塗り方は雑でも大丈夫です。 注意点は、ラッカーパテの場合、すぐに乾燥してしまうので、少しずつ出して使用すると良いと思います。 また、溶剤が揮発し臭いがキツイので、換気するようにしてください。 (補足ですが、ラッカーパテは、気泡や段差を埋めるために使用し、そのまま使用せず、ラッカー溶剤などで薄めて筆で塗るのが一般的だそうです…) この作業を行い、気泡の穴をすべて埋めてください。 7.削り作業 ラッカーパテが固まったら(1時間くらいで硬化しました)、表面の凹凸を彫刻刀で削ります。 その後、やすりでパテで埋めた箇所、バリの部分を削っていきます。 やすりは、空研ぎやすりの#320を使用します。 やすりで削ると、結構きれいになると思います。 ですが、まだ小さな段差だったり、前は見つからなかった気泡が見つかったりすると思います。 そうしたら、またパテを盛って、やすりで削ります。 流れとしては 傷にパテを盛る ↓ やすりで表面処理を行う(やすりの目:#320) ↓ 傷にパテを盛る ↓ やすりがけ(やすりの目:#600) ↓ 傷にパテを盛る←今ココ ↓ やすりがけ(やすりの目:#800、スポンジやすりを使用) ↓ パーツ全体をやすりがけ(やすりの目:#1200、スポンジやすりを使用) 私はこんな感じでやってます。 なるべくパーツ表面をきれいにしたいとは思ってますが、はっきりいってすごく疲れます… なので、ある程度で妥協点を見つけた方が良いかと思います… 今日はここまでです。 次回は、表面処理を終えて、塗装をしていこうと思います。 ではでは。 by taka PR |
カウンター
カレンダー
メンバープロフィール
文月大(ふみづき・だい)
Tri-Nivデジタル担当。 3Dモデル頒布というニッチな活動から、細々とゲーム制作など。 個人ブログ:三日月館 ユッキー(ゆっきー) Tri-Nivで一応絵を担当。 HN変えようかと思い中。 愛犬家。
pixiv
猫犬ユッキー uid=349181
文月大 uid=1562326
カテゴリー
最新記事
最新コメント
[02/24 ユッキー@猫犬]
[08/06 文月大]
[02/02 ユッキー@猫犬]
[02/02 文月大]
[01/09 ユッキー猫犬]
最新トラックバック
リンク
ブログ内検索
|